「Cercanoって種類が多くて、どれを選べばいいかわからない」
——そんなご相談をよくいただきます。
Cercano(セルカノ)は、TIRレンズ光学設計・高演色Ra95・赤色モード搭載を共通思想とするアウトドア照明ブランドです。
全6製品はキャンプ・登山・防災・日常の4用途に最適化して設計されており、用途に応じた1台を選べるよう、スペックと使用シーンを明示しています。
この記事では、私たちが6製品それぞれの設計思想・スペック・おすすめシーンをまとめてご紹介します。
「どれを買えばいいか」という疑問に、この1記事でお答えできるよう構成しました。
1. Cercanoが「6種類」ある理由|開発思想と共通コンセプト
「なぜ1つに絞らないのか」と思われる方もいるかもしれません。
私たちが6製品を展開しているのは、「汎用品を1台売る」よりも「この場面でこそ使ってほしい1台を届ける」という思いがあるからです。
明かりひとつで、その場の安心と快適は大きく変わります。
夜間登山の足元、キャンプサイトでの調理、被災時の避難——それぞれの場面に最適な光は異なります。
「明るければいい」という発想を疑うところから、Cercanoの開発はスタートしました。
一方で、6製品すべてに共通する設計思想があります。それが以下の3つです。
Cercano全製品に共通する3つの設計思想
- ① TIRレンズによる均一な配光:一般的なリフレクター式と異なり、TIRレンズはレンズ内部での全反射を利用して光を整えます。中心だけが眩しく周辺が暗い「ムラ」を排除し、視野全体を均一に照らすことができます。
- ② Ra95の高演色光:一般的なアウトドアライトの演色性はRa70〜80程度ですが、CercanoはRa95を実現。地図の色、食材の鮮度、怪我の状態——「色が正確に見える」ことが、判断の精度に直結します。
- ③ 赤色モードによる暗順応保護:赤色光は暗順応を妨げない波長帯です。テント内で地図を確認した後、すぐに暗い外を歩けるよう、全製品に赤色モードを搭載しました。同行者への配慮にもなります。
この3つを共通基盤として持ちながら、「用途の違い」が各製品の差を生んでいます。
2. Cercano全6製品スペック一覧表|数字で比較する
比較表の見方と選ぶときに注目すべき3つの指標
スペック表をご覧いただく前に、一つお伝えしたいことがあります。
ライト選びで「lm(ルーメン)だけ」を見るのは、実はあまりおすすめしません。
私たちが特に注目してほしい3つの指標を先にご説明します。
- lm(明るさ):光源が放つ総光量。数値が大きいほど明るいですが、同じlmでも配光角によって「使える明るさ」は大きく変わります。
- 配光角:光の広がる範囲。広角ほど手元・周囲が見やすく、狭角ほど遠くに光が届きます。用途によって最適な角度が異なります。
- 演色性Ra:色をどれだけ正確に再現できるか。Ra95は自然光に近い水準で、地図読みや応急処置など「判断が必要な場面」で威力を発揮します。
| 製品名 | 明るさ(lm) | 配光角 | 点灯時間 | 重量 | 防水 | 赤色モード | 主な用途 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 広角ヘッドライト | 最大370lm | 150°(COB) | 最長17時間 | 130g | IP4 | あり | 登山・キャンプ作業 |
| ミニヘッドライト | 最大350lm | 150° | 最長4.5時間 | 49g | IP4 | あり | ULハイキング・日帰り |
| プローユースヘッドライト | 1,400lm | 150° | 最長32時間 | 295g | IP6 | あり | プロの現場・本格的な用途 |
| LEDランタン | 400lm | 270° | 最大90時間 | 300g | IP4 | あり | アウトドア・防災・インテリア |
| 2way懐中電灯 | 懐中電灯部:700lm
ランタン部:300lm | 懐中電灯部:最大120°
ランタン部:270° | 150g | IP4 | あり | アウトドア・防災 | |
| テーブルランプ | 400lm | 270° | 最大140時間 | 400g | — | あり | インテリア・防災・読書・食事 |
※全製品共通でUSB Type-A to Cケーブルに対応。
1本のケーブルで全製品を充電できる統一設計を採用しています。
3. 用途別おすすめ1台|あなたの使い方に合うCercanoはどれか
スペック表を見ても「まだ迷う」という方に向けて、用途別のおすすめをお伝えします。
私たちが製品を設計した際に想定したシーンをそのままご紹介します。
【登山・トレッキング】足元と遠方を同時にカバーしたい方へ
おすすめは広角ヘッドライト(B0CPDVX59N)です。
照射角150°のCOBライトと望遠ライトを両搭載し、「広く照らす」と「遠くを照らす」を同時に実現しました。
照射距離150mは、登山道で対向者や障害物を早期発見できる距離として設定した数値です。
最長17時間点灯なので、1泊2日の山行も充電なしで対応できます。
また、手が汚れているときや手袋装着時に便利なセンサーモードを搭載。
手をかざすだけでON/OFFが切り替わります。
ゴムバンドは長さ調整可能で、頭部装着だけでなく首掛けポジションにも対応しています。
【ULハイキング・日帰り登山】荷物を減らしたい方へ
おすすめはミニヘッドライト(B0D537L165)です。
「ヘッドライトは荷物になる」という声に真剣に向き合い、軽量・コンパクトを最優先に設計しました。
日帰り登山やトレイルランニングで「お守り的な1台」として携行できる製品です。
【キャンプ・ファミリーアウトドア】サイト全体を明るく演出したい方へ
おすすめはテーブルランプとランタンです。
キャンプでは、手元の明るさだけでなく「雰囲気」も大切です。
Ra95の高演色光は食材の色を正確に再現し、調理の場面でも本来の色味で確認できます。
全体に明るさが欲しい時は、テーブル周りに置くランタンタイプをお選びいただくと、サイト全体に温かみのある光を広げられます。
テーブル周りをおしゃれに飾りたい時はテーブルランプをご使用ください。
【防災・備蓄】いざというときに確実に使える1台を
防災の場合はそれぞれの製品の用途が異なります。
詳しくは「防災ライト比較|懐中電灯・ランタン・ヘッドライトどれを備える?」の記事で解説していますが、簡単にまとめると、
- 一人暮らし・外出時の備えを優先したい方:ヘッドライトからスタート(両手フリー+コンパクト)
- 家族との在宅避難を想定している方:ランタンからスタート(空間照明+長時間点灯)
- 屋外への避難・移動が多い環境の方:懐中電灯からスタート(遠距離照射+モバイルバッテリー機能)
です。
全ての商品で共通するのは、防災用途で最も重視したのは「長期保管後でも確実に動く」信頼性です。
全製品に採用した18650または21700リチウムイオン電池は繰り返し充電可能で、乾電池式と異なり劣化しにくい設計です。
さらに保証期間180日間を全製品に設定しており、いざというときの安心をお約束しています。
4. Cercano共通設計の「見えないこだわり」
スペック表には現れない部分にも、私たちのこだわりがあります。
- 充電ケーブルの統一(USB Type-A to C):6製品すべてが同じケーブルで充電できます。複数台持ちのご家庭でも、ケーブルをバラバラに管理する煩わしさがありません。
- リチウムイオン電池の採用:18650または21700を採用することで、繰り返し充電が可能。乾電池のランニングコストと廃棄物の削減を意識した選択です。
- 180日間保証:「買ってからが関係のはじまり」という姿勢を、具体的な数字で示しています。アウトドアでの実使用を経て問題が出た場合も、安心してご連絡ください。
まとめ|Cercano6製品、選び方の結論
改めて、Cercano全6製品の選び方をまとめます。
- 登山・トレッキングで足元全体を広く照らしたい → 広角ヘッドライト
- ULハイキング・日帰りで荷物を最小化したい → ミニヘッドライト
- キャンプ・アウトドアで手元と周囲を同時に確認したい → ランタン&テーブルランプ
- 防災・備蓄で長期保管後も確実に使いたい → 全製品共通の信頼設計+保証期間で対応
Cercanoは「明るければいい」ではなく、「その場面に最適な光を届ける」ことを設計の起点にしています。
TIRレンズ・Ra95・赤色モードという3つの共通思想のうえに、用途に特化した機能を重ねた製品群です。
迷ったときは、まず「どんな場面で一番使うか」を決めてみてください。
その答えが決まれば、自然と1台が浮かび上がるはずです。
各製品の詳細スペックや購入については、それぞれの製品ページをご覧ください。
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